ベルリオーズ♪幻想交響曲♪

知る人ぞ知るイカレ音楽の原点と言われている曲です。
なぜイカレ音楽なのかというと、ベルリオーズさんが、好きになった舞台女優をもとに、妄想上で愛したり嫉妬したり殺したりするという曲だからです。「殺す」と言うところがポイント！
この曲は５楽章から成り立っていて、
１から５楽章の間で、好きな人の幻想を見たり嫉妬したりして殺す。そしたら、裁判で死刑になって、すると死んだ後に行った地獄で、好きな人が魔女になってまっている。・・という物語が繰り広げられております。
初めてその話を聞いた時、かなりドキドキしました。
この曲には「愛する人」の旋律があって、それが全楽章で出てきます。
それが出てきた時は、好きな人のことを考えているんだな。と思ってください。

わたしが現在好きなのは４楽章と５楽章です。
４楽章の方は、「断頭台への行進」という副題で、斬首刑の時の楽章です。
これを聴いた時、「ん？斬首刑の時にしてはなんか華やかだぞ」って思うと思いますが、「行進」って付くように人々が死刑を喜んでて、カーニバルみたいになってるような感じです。
最後のほうで、好きな人のテーマが出てきて、この時は、なんかすっごく強い感じのクラの旋律で、そのあと、斬首されます。
ちゃんと首が転がる音が表されています。トン、トン。って。
そして５楽章の方は、魔女の夜宴の夢という副題です。
わたしの好きな少しグロテスクぎみの感じです。魔女になった好きな人が浮かぶような曲です。
それから、金管と弦楽器の掛け合いが素敵な曲です。
途中でなんかが壊れたというかイカレたような感じがあります。そこが好きです。（ってゆーか、文章で曲を伝えるのって難しいな。楽譜があればいいのに・・）そして、好きな人の旋律は、なんか装飾音符がたくさんです。そして、一番出現率が高いと思います。だって合ってるから。
そして、途中で出てくる鐘の音。それが妖しいかんじで。それからその後に出てくる旋律。
この曲の旋律が一番好きです。なんか不思議な旋律です。言い表せないよ・・・(>_<)文章力ほしいぃぃぃぃぃぃっ

短いですが、これで終わります。
この曲は一個一個の曲が長いので（４楽章以外）気合を入れて聴くといいですよ。